2/25 マルコ福音書4章26-32節 「成長する種から学ぶ」
「神の国」とは「神の支配」、つまり神の御心が示される世界、神の心と願い、働きは如何なるものかを示します。今日の箇所ではまず、人間の無力を語ります。農夫が種を成長させるのではありません。努力はしますが、種から芽、茎、収穫へと至るのは「神秘」としか言いようがありません。人間は「無」から種を創り出すことはできず、神の働きとしか言えないのです。また植物の成長は不断です。前へと向かって、日々僅かですが成長するのです(ただし、成長の概念には「老化」や「死」も含まれます)。また種は時にはコンクリートや石をも打ち破る可能性を持ちます。そして「種」は成長し、他の被造物にも安らぎと家を与えるのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「性差別問題特別委員会」①一人ひとりの性が尊重されるように。②SNS上でも深刻な性暴力の根絶。③公開学習会(講師:大藪順子さん)のために。委員長・岡田
富美子(那覇新都心教会牧師)