2/15 マタイ福音書13章51-58節 「出会いを妨げるもの」

 この箇所は2月6日の当教会礼拝でほぼ同じ内容のマルコ書から話しましたが、今日は51節からです。マタイでは「天国」や「神の国」を「天の国」と記すのは、「神」の名をみだりに使用しないという慣習に従ったもの。ここのポイントは「新しいもの=主イエス以降」、「古いもの=旧約」ということ。主イエスは故郷で語ります。人々は自分たちの知識や経験をはるかに凌駕してい主の話を聞きますが、その驚き、凄いと思う知恵や奇跡が、ここでは主イエスへの信仰に結びつかないのです。幼い頃やイエスの家族を知っているという古い知識、資格や社会的地位が無いという知識がイエスを拒絶することに導きますし、我らも「過去の知識」が出会いを妨げることを覚えます。今日はM・Hさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 中間バプテスト教会。福岡県中間市長津2-11-16にあります。「なかま」と読み、とても良い名前の地ですね。阿部牧師はこの地でもう40~50年お働きになっていると思います。私の父はよく知っていたようです。北九州と中間を結ぶ西鉄電車(いわゆるチンチン電車)が走っていたような気がします。祈りの課題は以下です。①高齢信徒の方のために。②次世代に信仰の継承がなされますように。③会堂の補修と維持のために。牧師・安部 寅彦

2022年02月14日