1/31 ルカ福音書12章35-40節 「主が見ていないので」
「主人が不在の時」の譬話はいくつか見受けられます。この話は主イエスが見える形でいなくなった時(つまりキリスト昇天後)に僕(しもべ=我ら)がどんな時に主人が戻ってきて良いように準備を整えることへの招きです。キリストが戻る時は、「再臨(さいりん)」と言われ、初代キリスト教会では「すぐに来る」と考えられていました。しかし、人々の救いのためにその「時」は延びています。子どもの頃、両親がいないと好き勝手に遊び散らかし、親が帰ってきたら大目玉ということがあります。夫婦のどちらかがいないと「チャンス」と思って掃除を丁寧にする人もいれば一人で高級食材を食べようという人もいます。「いない」「見ていない」時をどう生きるのか、そこで人の通常見えない部分があからさまになります。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟引退教役者の方々を覚えて。児玉 振作氏(東京都在住)、是澤 達也氏(埼玉県在住)