1/23 マルコ福音書6章30-44節 「人を生かす食卓」
今日の箇所の前、14節から「ヘロデ家の食卓」(ヘロデ…ヘロデ・アンテパス。ヘロデ大王の第4の妻の息子。ローマ帝国から委託を受けたガリラヤとペレヤの国主。異母兄ヘロデ・ピリポの妻と通じ,後彼女と結婚した。マタ14章,マコ6章,ルカ3章,9:7,13:31,23:7‐12などに出てくる「ヘロデ」とはこの人物のこと)の話に続いて「人里離れた場でのイエスの食卓」が対比されており、「人を殺すか、人を生かすか」とのテーマがあります。ヘロデ王の晩さん会の特別メニューは「娘の妖艶なダンスと洗礼者ヨハネの生首」、主イエスのメニューはまず「御言葉」。人々は何より主の言葉を聞こうと、求め集まったし、人々の心の飢えに主は応えます。時間が経ち、弟子達自身も腹が減ったのでしょう。夕方近くになり、解散することを主に願います。理由が「食事」だったので、主は弟子が用意しなさいと言います。弟子達はびっくり。「こんな多くの人々にどうして食事を持ってこれようか、金もないし」。でも弟子には確かにあったのです。貧しい食事が…。そして主は貧しい食事を用い、恵み豊かな食事を正しく配分するのです。今日はT・Wさんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 西南学院バプテスト教会。西南学院大学の附属ではなく、大変関係が深い独立した教会です。場所としても学院の敷地の一画にあるような感じ。教会の方々には西南学院大学の教員や職員、学生が多いです。数年前に新しい会堂になり、パイプオルガンも設置されています。この教会の踊牧師は、ものすごい読書家です。毎回の説教に最近読んだ本から聖書の御言葉につなげるというスタイルをとっております。優れた説教者であるといつも思っております。祈りの課題は以下です。①2022年12月4日、創立百年を迎えます。主の導きのうちに準備し、新たな献身表明の時となりますように。牧師・踊 一郎