1/19 マルコ福音書5章35-43節 「主は遅刻しないので」

 主は癒された女を探します。「主の救い」は体の癒しよりむしろ、主イエスとの交わりに生きること。彼女は自らの痛みと悲しみの歴史を語り、人々はその証しを聞きます。でも一人、彼女の癒しを喜べない人がいます。それがヤイロ。「早くしろ!」との言葉が喉元まで出たその時、ヤイロの娘の死亡が伝えられるのです。「遅かった」、ヤイロはイエスと女性に対する怒りや失望、虚しさが溢れます。ああ、それは人の喜びを自分のこととできない人の悲しみですが、自分の娘の命は何にも変えられないものです。主イエスは語ります。「死は眠りの仲間。そして、主の御心は必ず起こる」ことを。主は葬儀の準備がされている部屋に入り、祈ります。その時、12歳の少女は起き上がり(=復活し)ます。命の喜びがそこから広がります。今日はT・Mさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 福岡ベタニヤ村教会。福岡市早良区南庄5-4-37にあります。「ベタニヤ」とはエルサレム近郊の村の名前で、意味は「貧しい者達の家」。表記によっては「ベタニア」と記される場合があります。日本バプテスト連盟に加盟する教会の名前は多くがその「土地、地域」の名前がついていますが、この教会がそうでないのは意味があります。40数年前、福岡市内のバプテスト教会の若い方々がよりピュアなバプテスト教会を目指して、それまでの教会から出て新たな教会をつくったのです。なので場所は二次的なものだったのです。専任牧師を持たない教会として始まったと覚えていますが(間違っていたらすみません)、その後、専任牧師の招聘や、土地を取得して現在の建物ができています。福岡市の西区と早良区をわける川の岸辺(もちろん岸辺というより、ちゃんと堤防があります)にあります。協力牧師のバークレー先生は西南学院大学の教授です。いつも蝶ネクタイをつけていますが、それも意味があるそうですが、聞きそびれてしまいました。祈りの課題は以下です。①よき牧者が与えられますように。②無牧師の教会が導かれますように。③コロナ危機が早々収まるように。協力牧師・G・W・バークレー、水野 英尚

2022年01月17日