1/9 マルコ福音書2章13-17節 「罪人とは誰のこと?」

 徴税人(5日参照)の一人、レビが座っているのを見て主イエスが「わたしに従いなさい」と招きます。多分、これ以前にレビは主イエスの話を聞いたり、何か相談したと私は思います。でも通常は人々に嫌われていた徴税人に主イエスから声を掛けるのは有り得ないようなことでした。レビはイエスの弟子となり(今で言えばクリスチャンになった)、パーティーを開きます。レビの友達は同じく社会で嫌われていた人々です。その姿を見て、一緒に食事するのはイエスも徴税人の仲間だと言われます。それを知った主イエスの言葉が17節。主イエスの愛と赦しが必要なのは「病人」や「罪人と呼ばれていた人々」。実はファリサイ派の人もまた人を断罪する、神の前に愛なき罪人なのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 平尾バプテスト教会。福岡市南区平和1-5-23にあります。ここは大体名前がすばらしい。「平和」という地名です。協力牧師の青野太潮氏は、元西南学院大学神学部教員であり、「新約聖書神学」の世界では大変有名な方です。私も青野教授から多くのことを学ばせていただきました。新約聖書神学ではまるで「重箱の隅を楊枝でほじくるようだ」と言われますが、青野教授の話はたいがい、「腑に落ちる」もので、私にとっては信仰的にもありがたかったものです。著書もたくさん出されているのでぜひお読みください。そして、青野先生は、本を出版すると私のような落ちこぼれにも本を送ってくださいます。思いやりのある方ですし、すばらしい点を数え上げたらきりがありません。同じく協力牧師の才藤千津子牧師は、現在、西南学院大学神学部で教鞭をとっておられます、割と最近なので私はまだ講義を伺ったことがないのが残念です。祈りの課題は以下です。①平尾/大名会堂における宣教活動の展開。②コロナ危機における地域貢献。③牧師招聘委員会の働きを覚えて。牧師・森 崇、協力牧師・青野 太潮、才藤 千津子

2022年01月04日