12/25 ヨハネ福音書1章19-28節 「消える声、殺す声」

 バプテスマのヨハネは自らを「メシア=救世主=キリスト」ではないと表明します。ヨハネは自らを「声」と表現しました。「声」は形として残りませんし、見えません。しかしその響きは人々の心に届く可能性を持ちます。そしてヨハネの声は「来るべき方」を指します。自分達が人を救うのではなく、真の救い主を指し示すのです。後にヨハネはマルコ福音書6章で伝えられているように、領主ヘロデにより斬首されます。それは踊りをみせた妻へロディアの娘サロメに対し「何でも望むものを与えよう」と口走ったことでヨハネ斬首がなされるのです。人間の「声」は時に人を殺すのです。人を生かす方こそ私共は語り続けるのです。今日はK・Tさんのお誕生日おめでとうございます!そしてクリスマスおめでとうございます。主なる神様の愛と恵み、平和が世界にありますように。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 福岡南キリスト伝道所。福岡市南区桧原2-54-7にあります。2003年に筑紫野二日市教会を母教会として誕生した教会です。まだ若い教会、と言えます。祈りの課題は以下です。①礼拝が継続的に守られますように。②自主保育「もりのたね」の活動のため。③一般社団法人アガペヴィレッジの子どもたちのため。牧師・有吉 光寛、伝道師・柴田 公文

2021年12月22日