12/24 マタイ福音書3章1-12節 「最後の預言者、バプテスマのヨハネ」
洗礼者ヨハネはルカ1章に記されるマリアの親類エリサベトの子であり、主イエスより半年程早く生まれ、成人した後、ヨハネはリバイバル(信仰復興)運動をします。当時、ユダヤ人が皆熱心な信仰者であったわけではなく、信仰から離れている人々に「悔い改め=人生の方向を神に向けて生きる」ことを教え、その徴としてバプテスマを行いました。ヨハネは野性的で禁欲的で、信仰者と思っている人々にも「蝮(まむし)の子ら」と厳しく迫ります。「蝮」とは、創世記3章でエバを唆(そそのか)し「禁断の木の実」を食べさせた「蛇」のことです。そして、「良い実を結ばない木」は切られると伝える姿勢は主イエスとはかなり違います。しかし、ヨハネは真実に人を生かす方を指し示す役割でした。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 筑紫野二日市キリスト教会。福岡県筑紫野市塔原東4-6-11にあります。この教会の加来牧師は、「パン屑牧師」こと加来国生(同姓同名)が祖父であり、父はサキソフォーンを奏く牧師、加来剛希でした。大学卒業後、15年間関東にて不動産会社に勤務し、その後、献身して西南学院大学神学部で学び牧師になりました。お連れ合いの方はピアノが素晴らしい方です。祈りの課題は以下です。①年間主題「御言を宣べ伝えなさい」の実践。②み言による救い。③交わりの充実。④信仰継承者の育成。牧師・加来 国生、音楽責任者・加来 陽子