12/20 使徒言行録8章26-40節 「聖書を分かち合う教会」

「宦官」(かんがん)というのは馴染みがないのですが、去勢された男子で王宮や貴族に仕えた者です。彼のいた国のように女王に仕える場合は多かったかもしれません。一方この宦官は異邦人でユダヤ教信仰者であり、エルサレムでの祭りに参加した帰りです。ユダヤ(旧約時代)は異邦人の宦官は差別を受けていました。この時、宦官が読んでいたのはイザヤ書53~56章であり、彼の疑問は53章での「捨てられた人」はイザヤなのか、歴史上の人物なのか分からなかったのです。フィリポはここで示されている者こそ「イエス・キリスト」であると語ったのです。聖書は一人で読んでも難しく「手引きする人」のいる教会で読むことが大事です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 久留米荒木キリスト教会。福岡県久留米市荒木町荒木1450にあります。いちどお訪ねしたことがありますが、木材をたっぷり使った温かさがあり、椅子もありますが、基本は木の床に座って礼拝をしているようで、面白いです。前牧師であった吉田晃児さんは、他の人や他の教会がやらないことをやろうというとてもユニークな方でしたし、その着眼点には急所をついた、教えられることがたくさんある方でした。今は、元小学校教員であった溝上牧師です。祈りの課題は以下です。①助け助けられ、愉快な主の旅を地域の人と共に!私の体を主の進入口として存分に用いてもらおう! 牧師・溝上 哲朗、協力牧師・吉田 晃児、塚田 正昭、教会主事・山田 哲也

2021年12月18日