11/29 詩編54編 「祈りに耳を傾けてください」
簡潔な「救いを求める個人の祈り」。2節の注釈にあるように、ダビデが神から王として選ばれたにも関わらず、王位にしがみつくサウル王はダビデ殺害を企み、ダビデは苦しい逃亡生活をします。サムエル記上23章にサウルと組するジフの人々が「ダビデはホレシャの要害にいます…王の手に彼を引き渡すのは我々の仕事です」とサウルに伝え、サウルがダビデを捕らえようとしますが、この時は成し遂げられませんでした。この状況のゆえ、7節の「あなたのまことに従って彼らを絶やしてください」との受け入れ難い言葉がでるのです。一方でダビデは決してサウルを殺そうとしない人でもあります。これは究極的危険時の祈りです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「ろう伝道委員会」。「ろう者」に関わり、また教会の働きを支援する委員会です。祈りの課題は以下です。①来年こそ、ろう者修養会が開催できますように。②各教会のろう伝道の働きが祝され、共に歩むことができますように。委員長・宮井
武憲(福岡城西教会牧師)