11/26 詩編51編 「主が求める砕かれた心」
この詩編は「自らの罪を知った者」の祈り。「罪を知る」ことが「救い」の扉。6節の「あなた(神)のみに罪を犯した」という言葉は誤解されますが、旧約聖書には「人が他者を傷つけることなしに罪を犯し得るという考えは全くない(メイズ)」ので、神に対して罪を犯すとはすでに被害者がいるのです。実際、ダビデも自らが犯した罪に気づいた時「わたしは主に罪を犯した」と語っています(サムエル下12章13節)。そして詩人は「清い心の創造」と「新しい霊」を求めます。「創造」は聖書では神のみが出来得る働き。「清い心」と「新しい霊」は神に向かって開かれ、方向づけられた思い、意思です。この「創造」を受け入れることが新しい生であり、祝福と希望の道なのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 中国・四国バプテスト教会連合。一般には「中四国地方連合」といいます。四国から瀬戸内海を超え、日本海に達する広いエリアに19教会と1伝道所で構成されています。祈りの課題は以下です。①クリスマスへ向けてのお互いの宣教が恵まれるように。②お互いの助け合いのために。③連合役員会のために。会長・梶井義郎(高松常磐町教会牧師