11/25 詩編50編 「信仰者の歩み」

 この詩編では、神が人々を集めて、裁判をする光景から始まります。内容は、人間の神との向き合い方であり、礼拝者としての歩みです。第一は「捧げもの」について、神が求めているのは動物犠牲ではなく、「告白」であり、「感謝」なのです。「告白」は他の訳では「誓い」ともありますが、神への讃美であり、信頼を表明し、神の言葉に従う思いを捧げるのです。第二は「日々の生き様」。そのことへの批判が17~20節にあります。信仰とは立派な捧げものとしたとか、聖書を何時間も学び覚えたということではなく、唇に主への感謝と讃美があふれ、歩みが神の目に義とされることを選びとること。51編の「神の求めるいけにえは打ち砕かれた魂」との表明につながります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 八代バプテスト伝道所。熊本県八代市井揚町3217-1にあります。祈りの課題は以下です。①教会員の信仰健康が守られますように。②み言葉に聴き、神の愛を伝える群れに。③祈り支え合う群れに。 牧師・桑原 伸良

2021年11月25日