11/24 詩編49編 「裸で生まれ、裸で死ぬこと」
主題は「命を失うこと、保こと」。私も年を重ねて思うのは、深い知識や深い信仰に教えられた師匠が高齢になり、深い対話ができないこと。悲しいと思いますが、それは自分の近い将来の姿。詩人は語ります。「人は兄弟をも贖えない」、つまり、一人の人の罪を代わって負うこともできない。たとえ弁償を支払っても、様々な心の傷は残ります。また「死ぬときは、何ひとつ携えない」。そう、人は裸で生まれ、裸で死に、名誉も記憶も長くは残らないのです。もちろん、先達の学びや教えのバトンは受け継がれていくでしょうが。十五節、「神はわたしの魂を贖い…」、地上の歩みを終える時、魂は主の前に迎えられ、また新たに歩み出すのを楽しみにし、今日の働きを心から行うのです。今日はS・Yくんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト熊本愛泉教会。熊本市西区谷尾崎町88-8にあります。日本バプテスト連盟加盟の10程の教会等で構成されている「新生グループ」の中心的な教会です。熊本といえば「くまモン」が有名ですね。あるとき、わたし、くまモンが一人(?)寂しく海岸に立っていたのを見て、人気者として歩み続けなければならない辛さを感じました。そのうち写真で公開したいものです。祈りの課題は以下です。①信徒一人ひとりの健康が守られますように。②子どもたちの信仰の成長、後継者育成。③コロナの終息と世界の平和。牧師・濱田 修三