11/23 詩編48編 「エルサレムについて考える」

 「シオン」はソロモンによる神殿建築後のエルサレムの別称。ダビデの町を「神の都」と詩人が語るのは、地上的なものを天上のものと関連づけるのですが、「神の都」=「エルサレム」と理解してはいけません。現在、「シオニズム」という考えは超保守的で、エルサレムはユダヤ教(時にキリスト教)だけが本来の所有と考え、他の宗教の介入をさせない思想。三大宗教の聖地なのですが独善的思想です。非寛容な考えが対立や争いを生み出します。裏から見れば、世界中から多くの人々が巡礼や観光で来るので、経済は潤うのです。「エルサレム」は「神の平和」(エル・シャローム)ですが、平和共生を願いますし、キリスト教は「聖地」と理解しません。キリストは偏在され、神殿に住まわないから(もちろん「聖地旅行」のように、一般的な言葉としては使いますが、本質を理解しておく必要があるのです。)。今日はI・Hさんのお誕生日おめでとうございます!また、本日は我ら「北関東地方連合」の仲間である「水戸バプテスト教会」で、服部牧師の就任式が行われます。教会とリモートを用いたハイブリッドで行われ、私は所沢からリモートで参加したします。おめでとうございます!これからの歩みが祝されますように。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 山鹿新生キリスト教会。熊本県山鹿市市中222-1にあります。船越牧師も多分、随分な年齢になっていらっしゃると思います。娘さんを存じ上げておりますが、ご家族皆さまのご健康と幸いをお祈りいたします。山鹿市には面白い踊りがあり、女性が提灯を頭につけて踊る、というかパレードをします。何となく素敵だなぁ。祈りの課題は以下です。①礼拝ごとにみ言葉が語られますように。②いつも喜んで奉仕できますように。③家族ごとに礼拝が守られますように。牧師・船越 哲義

2021年11月22日