11/22 詩編47編 「すべての者が招かれています」

 主を「王」と讃える「賛歌」。この詩編はユダヤ教伝承では新年の幕開けに吹き鳴らされるトランペットの音の前に七回神殿で歌われ、初代教会では主イエスの昇天を讃美するために用いられました。10節の新共同訳は良くない。「自由な人々」は通常、「貴き者」や「諸国の代表」という訳です。「地の盾」とは軍事力であり、「全地の平和を支える神」との理解がふさわしい。口語訳10節は「もろもろの民の君たちはつどい来て、アブラハムの神の民となる。地のもろもろの盾は神のものである。神は大いにあがめられる」。「神の民」は、民族や国家的なアイデンティティではなく、主の愛の支配を信じ、認めることで結び付けられた人々のこと。「ヤコブ」や「アブラハム」は信仰の父祖であり、「主を信じる者」の言換えです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト東熊本キリスト教会 豊岡キリスト伝道所。熊本県合志町豊岡1900-5にあります。熊本市のベッドタウンにあります。昔、特別伝道集会のご奉仕のため伺ったことがありますが、そのころはまだ、近くには畑が広がっていましたが、今は随分変化したことだろうと思います。祈りの課題は以下です。①教会の歩みのために。②教会財政の祝福。③病気療養中の方々のために。代表者・工藤 信也

2021年11月22日