11/18 詩編42-43編 「鹿のように」
42編と43編は合わせて一つの祈りと理解されます。「マスキール」をルターは「教示する歌」「教える歌」と訳しますが、現代、多くの学者の研究では不明確とされます。「鹿のように」という讃美歌(「谷川の流れを慕う鹿のように~」)があり、その元の詩編です。「神よ…わたしの魂はあなたを求め…命の神に、わたしの魂は渇く」との言葉は、体が水なしには生きれないように、魂は神なしには生きれないのです。しかし、ほとんどの人は、この渇きが生を妨げ、生を左右していることを理解しません。この詩の素晴らしさは「何を欠いているのか」を知っている点。7節の「ヨルダンの地から…」は詩人の祈りがヨルダン川を遡ってイスラエル最北の山に通じるように、神へと遡る文学的表現。9節、「夜、主の歌がわたしと共にある」、そう願います。今日は、I・Rさん、T・Hくん、T・Rさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 人吉キリスト教会。熊本県人吉市五日町81にあります。人吉市は山に囲まれ、球磨川が流れるとても美しいところです。人吉教会はその町でも古い場所に建っています。すぐ近くには温泉があり、入ったこともありました。今年、人吉等球磨川流域で大規模な水害が発生しましたが、人吉教会には被害がなかったとのことですが、被害を受けた方々を覚えてお祈りいたします。祈りの課題は以下です。①日々、希望を持って祈る。②みことばを伝える。③感謝して主に献げる。 牧師・永渕 一隆