11/14 詩編36編 「病の中で主を呼ぶ」

 病気、しかも疫病を患い苦しむ人の祈り。「病」には臨床的現象と人格的経験という少なくとも二つの面があります。病が癒さることでは済まない痛みを持ち続けることがあります。病は家族・友人という内なる輪から疎外させ、外なる輪は、病を弱さにつけこむ機会とします。そして、この人は病を「主の怒り」と考えています。それ以外の理由しか考えられないのですが、同時に最後の頼みの綱は神であるゆえに「主よ、見捨てないでください」と祈ります。さあ、我らも、苦難 の中、主イエスを呼ぼう。病で隔離されていた人が遠くから呼ぶ声を聞き癒す主。病の人に「誰か罪を犯したから病気になったのではない、神の業がこの人に現れるためである」と語る主に委ねよう。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト児湯キリスト教会。宮崎県西都市南方2676-6にあります。「児湯(こゆ)」は、その周辺が「児湯郡」だったのですが、その中で「西都市」が独立しましたが、名前はそのまま受け継いでいます。西都市内に「児湯教会」と「三財会堂」があります。「追分会堂」も児湯郡新富町にありましたが、現在は活動していません。何しろ、私が神学校を卒業して、最初に赴任したのが、この児湯教会です。副牧師として、高鍋に居を定め、歩みました。そして、主任牧師であった故山下俊郎牧師より多くのことを学ばせていただきました。本当にありがたい、貴重な時でしたし、今も続く多くの出会いを感謝しています。宮崎で生れた最初の子どもが生後わずかで召され、今、児湯教会のお墓に入れさせていただいています。西都市南方にある昔は「穂北会堂」といっていた会堂が中心ですが、すぐその近くに「うなぎ屋さん」があります。昔も今も大人気の店で、休日は宮崎市等から遠いにもかかわらず、多くの人が押し寄せます。先代はこの「児湯教会」の会員でした。うなぎだけでなく、お米も、漬物も、味噌汁(名前をわすれたけど、少し違う)も美味しい店です。今は高鍋町出身の徳渕牧師が就任しておられます。祈りの課題は以下です。①コロナの状況は厳しいですが、インマヌエルの主に望みを見て、一人ひとりが歩むことができますように。牧師・徳渕 敬尚

2021年11月10日