11/13 詩編37編 「人生の指針は?」

 「何を生きるべき指針とするのか」を示す牧会的詩編と言われますが、詩というより「箴言」のような教訓・格言・勧告を示しています。短い文言であるゆえに、単純化され、勧善懲悪的で白黒はっきりしており、「揺らぎ」まで表現できません。もちろん読者は「あれか、これか」のような単純な世界には生きておりませんので「間」を読み込む必要があります。「地を継ぐ」は、神の恵みと祝福を次世代にわたって頂くようなことであり、「救い」の表現の一つです。「無垢な人」とは「完全な人」ですが、むしろ神の意思を願い求め行動することです。5節の「あなたの道を主にまかせよ…」、23節~24節「主は人の一歩一歩を定め…」、37節の「平和な人には未来がある」等含蓄深い信仰の言葉を感謝し受けとめます。今日はK・MさんとO・Yさんのお誕生日おめでとうございます!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 宮崎丸山町キリスト教会。宮崎市丸山2-33にあります。この教会では、1987年頃、故金子千嘉世牧師が就任され、その後、結婚を機に金子貢司牧師も牧師として就任されました。私が宮崎県にいる頃、子どもに病気があり、毎週のように宮崎市内の病院に連れていっていました。病院で疲れ切り、帰りは金子家によって楽しく美味しい時を何度もいただきました。いろいろお世話になったので、丸山町教会の小さな看板をつくったこともあります。数年前、千嘉世牧師は、東日本大震災のこともあり、郡山で牧師をされていましたが、癌になり、若くして召されました。貢司牧師の辛さ、悲しみを思います。ぜひ、宮崎の方、丸山町教会に行ってください。祈りの課題は以下です。①新しい会堂と牧師館を建てることができますように。牧師・金子 貢司

2021年11月10日