11/4 詩編26編 「歌をささげる」
「主よ、あなたを呼び求めます」と始まるこの詩編。「至聖所」とは神殿の一番奥、大祭司等しか入れない場所。でも6節からは祈りと願いが受け入れられ、感謝が溢れています。「歌をささげて感謝する」との歌はどのような讃美歌だったのでしょう。そして感謝を独り占めするのではなく、「民」すべてに広がることを祈っています。辛い時は「自分だけに苦難が来る」と思っていたかもしれません。でもその目と心を周辺に注ぐ時に、自分と同じような、あるいは、自分より遥かに深い痛みを持っている人々がいることに心開かれ、祈るのです。この視点を頂くことが恵みを更に深いものに導くのです。「嗣業」とは「神から譲り受けた土地や恵み、時には愛する人々」を言います。今日はK・Cさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 西原新生バプテスト教会。沖縄県中頭郡西原町内間27-2にあります。長くこの教会を最初の時代からつくってきた牧師が召され、どうなるでしょうと案じておりましたら、本年、割と若い牧師が就任されました。この方が神学生だった時、当時、私が就任していた神戸バプテスト教会で夏期研修をされたことを思い起こします。主の導きをお祈りしますし、どうかじっくり腰を落ち着けて歩まれますように願います。祈りの課題は以下です。①新生の民としての原点の再確認。②伝道に熱くなる教会の形成。③沖縄における主の平和の実現。
牧師・柏本 隆宏