11/3 詩編26編 「自分は完全で正しい?」

 「裁きを望む」とは、今、不当に提訴されたか、悪意のある虚言で傷ついている状況。困難な状況に陥ることが想定されている中で、この詩人は自らの正しさを訴えています。しかし「わたしは完全であり、主を信頼し、よろめいたことがない」との言葉がファイサイ派の祈りにように聞こえ、主イエスやパウロから学んだことと矛盾するように感じます。詩人は自分の正しさに自信があるように見えますが、それは自分の思い込みでしかないのかも。「自分は何も間違ってはいない」と思っての行動も様々な人間との関係性では自分が思うように人は思っていないのかもしれません。自信こそ分断を招いているかも。そう感じた詩編です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 那覇新都心キリスト教会。連盟加盟教会を覚えての祈り、再び南に戻りました。この教会は那覇市銘苅3-21-48にあります。沖縄は何度か行ったことはありますが、沖縄にある日本バプテスト連盟の教会はお訪ねしたことはありません。沖縄県には「沖縄バプテスト連盟」があり、先日の教役者研修会は、我が「日本バプテスト連盟」と「沖縄バプテスト連盟」「日本バプテスト同盟」の三団体で合同で行われました。私は所用があり、参加できず残念でした。岡田牧師夫妻、お二人で「お笑いコンビ」を素敵にされる方です。また、岡田牧師夫妻を通して私共も沖縄の置かれている状況をお聞きし、祈ることができます。祈りの課題は以下です。①コロナ危機において教会の豊かな交わり。②コロナ危機においてミッションステートメントを共に読む。③コロナ危機において沖縄に立つ教会の福音宣教。牧師・岡田 有右、岡田 富美子

2021年10月30日