10/28 詩編18編 「恵みを数えたら長くなりました」

 「『主は生きておられる!』この歓喜、感謝に満ちた叫びこそ、18編の神学的頂点(メイズ)」。「ケルブ」は天的存在の象徴で一般に手足を持つ有翼の像として表現された「ケルビム」の単数形。サウルはイスラエルの初代王。次王として主が立てたダビデはサウルから耐え難い苦しみを受けます。悪意、敵意、誤解等をダビデは耐え忍ぶのですが、それは「自分の主君であるサウル王に仕える」との人柄、「わたしはあなたを王とする」との主への信頼が力となったのです。長い詩編ですが、神への感謝を数えたらそうなったのです。26節~27節には「慈しむ人を慈しむ」との言葉は当たり前のようですが、実際の人間はそうありません。また「貧しい民を救い上げる」は神の愛の見本。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「部落問題特別委員会」。日本バプテスト連盟の理事会のもとに置かれている課題解消を目指す特別委員会の一つです。祈りの課題は以下です。①私の内にある差別の心と向き合えるように。②石川一雄さんの無罪が確定するように。③当委員会の働きのために。 委員長・片桐 健司(品川教会員)

2021年10月24日