10/26 詩編16編 「向き合うつつ私の隣にも」
「ミクタム」は一説ではアッカド語の「覆う」に由来し「罪を覆う、贖う」こと。全体としては感謝と証しの詩です。5節の「分」はいつも良い訳がないかなぁと思いますが、「分け前」とか「その人の持っている身分や能力。身の程」です。ただ主がわたしの分け前ではおかしいので、「主は自らにも恵みを注いでくださる」ような意味になりましょう。8節は「主に相対し」また「主は右にいまし」とあります。「相対する」のは「対立」ではなく「向き合う」こと、でも同時に「右」にいますとは、親しさや助け手であることです。親しい人は横に座るのです。「幸い」とはその人の環境によるのではなく、他者との関係性であると言われるゆえ。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 釧路キリスト教会。北海道釧路市若竹町6-16にあります。「釧路」といえば、この地出身の牧師を知っておりまして、「釧路湿原」にはいつか行きたいと思っております。そして奥村牧師をご紹介するのは大変嬉しく楽しいことです。奥村牧師との最初の出会いは奥村牧師が連盟宣教部主事時代、私が行っていた常盤台教会の「青年週間」の講師として来られた時からです。その後、姪浜教会の牧師に就任された折には、私が神学部の最終年で姪浜教会で奉仕神学生として学びました。そのころの姪浜教会は福岡の漁村に近い町で今とは大違いです。奥村牧師の説教をいつもメモして学びましたし、奥村牧師のフットワークの軽さ、熱心さ、おしゃべりの上手さは本当に素晴らしいものです。その後、宮崎を経て(宮崎時代には、高鍋教会に十字架をたてるプロジェクトなどを行ってくださいました)、姪浜に近い福岡有田バプテスト教会に就任してからは、しょっちゅうご夫妻と私共夫妻でご飯食べたり、ゲームをしたり、仕事を紹介してもらったりで大変お世話になりました。釧路教会でも様々に活躍されてとても嬉しく思っております。そういえば、当、所沢教会での私の就任式でも宣教をしてくださいました。祈りの課題は以下です。①四つの礼拝が守られますように。②5人の入会決心者の歩みのために。③コロナ危機で働く医療従事者のために。 牧師・奥村敏夫、宣教師・マシュー・チン・メイ・マン、ダイアナ・ウォン・サン・サン