10/22 詩編12編 「偽りの言葉が満ちる昔も今も」
悪が社会に蔓延し、かつて信仰を共にした仲間もほとんどいない状況を背景としています。3節の「滑らかな唇」は新共同訳です。他の訳では「へつらう(人の気に入るように語り、お世辞を言う)唇」。つまり虚言、偽りだけの人間関係。にも関わらず自分の語る言葉だけが真実であると言う人々が満ちる世界を主が断ち切ることを祈るのです。その祈りに対して主は「苦しみ呻く者のために立ち上がる」と語ります。世の言葉と逆に、主の言葉は真実な言葉、虚ろな言葉でなく、練り上げられ精錬された信頼すべき言葉であると世界と神を対比しつつ語ります。人が人を見下し、軽べつすることが当たり前のような時代。旧約の時代も、現代も、主は我らを正しく愛し守ってくださる方なのです。今日はS・Tさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 札幌バプテスト教会。札幌市中央区南22条西14丁目1-28にあります。この教会は何度か訪れたことがあります。市内電車に揺られて、電車の車庫に近い場所、「モイワ山」が講壇のうしろ、ガラスを通してよく見えます。また学校法人「ひかり幼稚園」の母体です。ホームページの案内には次のようにあります。「教会は、イエス・キリストによって招かれたすべての人々が集い、共に礼拝ををささげる「礼拝共同体」です。そこにはあらゆる年代・立場・職業の人たちが共に集い、様々な活動に取り組んでいます。私たちの教会は特に教会音楽が豊かで、パイプオルガンに合わせて讃美歌を歌い、聖歌隊による合唱も毎週行われています。音楽に興味があるという方も、どうぞおいでください。もちろんクリスチャンでない方でも、礼拝は参加できます。聖書・讃美歌などは貸し出していますので、何も持たずにお越し下さい(礼拝の中で、席上献金がありますが任意です)。皆さんのお越しを心よりお待ちしています!」。「若者応援プロジェクト」や「お弁当分かち合いプロジェクト」等、コロナ禍で様々な活動を展開している素敵な教会です。祈りの課題は以下です。①‶ばらばら〟でも励まし合う主の群れでありますように。②コロナ後を見据えた歩みのために。牧師・西本
詩生、石橋 大輔