10/21 詩編11編 「主はわたしの避けどころ」
信頼の詩。1節の神が守護者との告白が全体の基調。1節後半からの括弧内は他者の言葉。私共も「教会行って何になるの?」とか「神なんているわけないじゃん!」とか他者に言われます(他者がキリスト者であっても、なくても)。ここは何かの社会的な危機が迫っている状況で「逃げよ、暴力や力を誇示する者が迫っているから、逃げるしか道はないんだ」と言われているのです。3節の「世の秩序が覆っている」は新共同訳ですが、多くの翻訳は「拠り所や基が取り壊される」という訳です。「心のまっすぐな人」は「主に逆らう者」の逆。詩人はそれらの声に反し、「逃げるのが唯一の解決ではない、主を信じていこう」と決意するのです。逃げても、主からは逃げないのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 西野バプテスト教会。札幌市西区西野3条2丁目2-26にあります。かつて、現、所沢教会協力牧師のお父様の中田昌夫牧師がおられた時、伺ったことがあります。8月の夕暮れですが、涼しい風が吹いていて、たくさんの美味しい天ぷらを頂きながらお話に花が咲いた思い出は私の大事な1ページです。その後、岩本牧師が就任されました。岩本牧師の思いが以下の「祈りの課題」にもあります。どのように感じられましょうか。①既存の教会を海外からの宣教標的にされないために基督教を根本から問い直す激変をイエスの福音は教会に求めています。牧師・岩本 義博