10/3 詩編19編 「わたしの贖い主よ」
10月から11月は「聖書教育」誌で「詩編」を扱い、当教会の礼拝宣教でも「詩編」を扱うことが増えます。今日は詩編19編。アディソン詩とハイドン曲(オラトリオ「天地創造」から)の新生讃美歌123番は19編を基礎とします。この詩編は最後の「主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ」との信仰告白的な結びに至るまでに、「創造主の創造の御業」、「比類なき主の教え」「人に不可欠な神の赦しと守り」で構成されています。13節の「知らずに犯した過ち、隠れた罪…」への言及は「律法を守り切れない人間の弱さ」を知っています。14節の「驕り」とは「いい気になること」「思い上がり」です。そして「口の言葉」(行動)「心の思い」(願い)が御旨(主にふさわしい)に叶うようにとの言葉に共感します。なお「贖い」とは、元来はある人が背負っている負債を別の人がすべて肩代わりして、その人は負債から解放されることを言いますが、それから転じて、人間の背負いきれないような罪を神さまがすべて引き受けてくださり、赦しと解放、そして新たな道を生きるようにしてくださることを言います。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト仙台基督(キリスト)教会。仙台市青葉区木町通り2-1-5にあります。仙台駅から地下鉄に乗って「木町」だったかなぁ、そこで降りて地上に上がるとすぐにこの教会があります。「ルージュの教会」ともいわれます。また、「仙台バプテスト教会幼稚園」を運営しております。町の中心部にあり、行きやすい教会です。今年の春から、岐阜教会の牧師をされていた宇都宮牧師が新たに就任されました。この方はもともと歯医者になる学びをしておりましたが、キリスト教と出会い、牧師の道が示された方です。「歯医者の道を絶って牧師になる!」もったいないなぁと思う方もおられましょうが、真に健やかな道は福音に生きることなのです。祈りの課題は以下です。①福音を宣べ伝えられますように。②互いに仕えられますように。③力を合わせて働けますように。牧師・宇都宮 毅