9/18 創世記1章1-31節 「初めの話」

 旧約の最初のページ。神の創造の業とそこで神と被造物との関係、そして被造物の意味が示されます。神の創造のパターンは神が「光あれ」というように「呼びかけ」、そして応答として出現するのです。それを見て神が「良し」とし、名前をつけます。「良し」とは御心に叶った存在であったから。なお最初の「光」は「太陽」ではない光と闇です。ただし人間は別です。「御自分にかたどった」。「かたどる」のは外観ではなく、その心を受け、心通う存在です(「かたち」は精神的意味も含む)。人間の働きは「支配」。これもいつも語るように、「支え、配慮する」牧者としての姿であり搾取する支配ではありません。また一日は我らが考える24時間ではなく、「一日は千年万年のごとく」という神の時の流れです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 高崎キリスト教会。群馬県高崎市中居町4-31-11にあります。この教会は、木材の雰囲気がとても良い会堂です。何度もお訪ねした教会です。私が勉強している「古墳研究」の時には泊まらせていただきましたし、温泉にも連れていってくださいました(高崎市には古墳ができたあと、噴火による火山灰がつもり、現状のまま保存されているものがあります)。そして森牧師は、現在、北関東地方連合の会長であり、私は副会長としてお仕えしていますが、とても尊敬する牧師です。森牧師のことをしゃべりはじめたらいろいろ話は尽きないのですが、とても人格者です。そして、森牧師は東北学院大学で学び、さらに西南学院大学で学んだ方で、最近気づいたのですが、これで日本の「東西南北」を制したことになります。すばらしい。いや、それだけ神学を極めつつある方です。あと2年は会長をやってほしかったのですが。はい、気を取り直して祈りの課題をお伝えいたしましょう。①「共に生きる~キリストにつながれて~」(今年度主題)。コロナの中で改めて教会とは何かを考えています。牧師・森 淳一

2021年09月12日