9/13 創世記2章4-25節 「命の息を吹き込まれて」
創世記1~2章で二つの創造物語が記されます。神の創造の業を誰が見たのか?と言う方もありますが、ここは神と被造物との関係性を二つの伝承を用いて伝えています。2章では人を創造するのに「土の塵」が材料です。「塵」は価値ないものを示しますが、宇宙の星々も「塵」が集まって始まったという学者の推測を聞くと「塵」も積もればすごいです。でも、「塵」は「塵」。そこに主が「命の息」を吹き込むことによって「生きる者」になります。「生きる」は「息」からきています。そして聖書では神の息を「神の霊」「神の風」、あるいは「聖霊」とも表現されます。神の息を吹き入れられて我々は独自の命の音を奏でるのです。18節の「彼に合う助ける者」。「助ける者」という訳より「向き合う存在」とも訳すことができ、こちらの方が良いですね。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 上尾キリスト教会。埼玉県上尾市小泉36-66にあります。上尾というのは10年前まではどこにあるのか知らなくて、随分山の中かなぁと思っていましたら、埼玉中央部に近く結構な都会でした。この教会の秋山牧師はもう30年以上(もしかしたら50年?)はこの教会にいらっしゃるのではないでしょうか。北関東「三山」(さんざん)のお一人に数えられるというお方です。でもすごく気さくな先生です。祈りの課題は以下です。①開拓50周年に感謝!②今年度の主題「主と共に歩む」を共有。③求道者が信仰に導かれますように。牧師・秋山 信夫