9/10 コヘレト3章1-17節 「限界ある人間と永遠なる神」
「コヘレト」は口語訳では「伝道者」とされていますが「集会で語る者」の意。「すべて空しい」から始まる書は決して空しく終わりません。秋の一日、ぜひ読んで下さい。二節以下の「様々な時」をあなたの人生の時と重ね、「生まれた日」、「死ぬ日」のこと、「泣いた時」「笑った時」等を振り返りつつ、その時どのような思いだったのか考えましょう。それらは確かに「定められ、逃れられなかった」こともあったでしょう。でもどうすれば幸いに命を生きていくのかも学んだ事と思います。その学びから限界ある者が「永遠」を望みつつ歩んでいくのです。11節前半を口語訳では「神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた」。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト浦和キリスト教会。さいたま市浦和区常盤7-2-14にあります。JR北浦和駅から歩いて10分くらいです。「浦和バプテスト幼稚舎」という保育施設を運営されておりましたが、現在、「認定こども園」に移行し、新園舎の建築が始まっております。近くにはたくさんのマンションもあり、「北浦和」は人気の住宅地のようです。日本バプテスト連盟としてはこの「浦和キリスト教会」が北関東最初の拠点で、当教会も浦和キリスト教会を母教会となって伝道所としてはじまりました。浦和教会の廣島牧師は、半導体の研究をされており、米国にいる時、妻が教会に通い出し、その後、日本に帰国してから、心の飢え渇きに気づき、御自身もクリスチャンとなりました。それから牧師になる思いが与えられ、西南学院大学神学部に学士入学、卒業後は福岡キリスト教会牧師、花小金井教会牧師を経て現、浦和教会牧師をされています。廣島先生は私の宣教を聞いても、良い点をお話しになり、言い足りなかった点など優しく教えてくださる方で、とっても尊敬しております。会社員時代からコーラスをやっており、歌も大変お上手です。私と同じ日大出身でもあります。祈りの課題は以下です。①教会に来たくても来られない方々を覚えて。②認可保育園開園準備のために。③仮園舎での保育が守られるように。牧師・廣島 尚