9/8 詩編51編 「新しい心と新しい霊」

 この詩編は「自らの罪を知った者」の祈り。「罪を知る」ことが「救い」の扉。六節の「あなた(神)のみに罪を犯した」という言葉は誤解されますが、旧約聖書には「人が他者を傷つけることなしに罪を犯し得るという考えは全くない(メイズ)」ので、神に対して罪を犯すとはすでに被害者がいる前提です。実際、ダビデも自らが犯した罪に気づいた時「わたしは主に罪を犯した」と語っています(サムエル下12章13節)。そして詩人は「清い心の創造」と「新しい霊」を求めます。「創造」は聖書では神のみが出来得る働き。「清い心」と「新しい霊」は神に向かって開かれ、方向づけられた思い、意思です。この「創造」を受け入れることが新しい生であり、祝福と希望の道なのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト川越キリスト教会。埼玉県川越市石原町1-32-3にあります。この「川越教会」もうちの隣りの教会という感じで親しくさせていただいています。ここも道路からの進入路が狭いのでご用心。看板を見てはいったら大丈夫です。そうすると、山小屋のような薪ストーブの煙突、解放的な窓と扉が印象的な雰囲気の良い教会です。オルガンも良い音を響かせています。丸山牧師は、長くFEBCというキリスト教ラジオ放送局の働きをされる中で「東京バプテスト神学校」に通われ、卒業後、川越教会の牧師となりました。私にとっては優しく、信頼できるお兄ちゃんのような牧師です。祈りの課題は以下です。①イエスさまの福音をはっきり伝えていく。②再開した祈り会が恵まれるように。③高齢者、また礼拝から離れている方々のために。牧師・丸山 勉

2021年09月04日