8/28 エゼキエル書33章30-33節 「破滅の中で人が求めること」

 エルサレム陥落報告が届きます。エゼキエル等が捕囚された後の第二、第三捕囚を伴う攻撃での破壊を示します。その出来事の後に、人々は破滅の痛みと苦しみの中からエゼキエルにその意味を求めると主は語ります。しかし、いくら神の御心を語っても人々には届かないと。徹底的な破滅の中でも人々は真実と真理を見極めようとせず、短期的な利益や生活のことしか頭にないのです。人間関係でも仕事でも生活でも一度破綻したから、ならば心を入れ替えて歩み直せばと思うのですが、中には何度も同じ道を繰り返す人もいます。そのような方々を非難できません。私も同じような者だから。でも、そこで神と出会う道を知ってほしいのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「公害問題特別委員会」。祈りの課題…①核汚染水の海洋放出や、老朽原発の運転延長に象徴される無責任な原子力行政が糺(ただ)され、脱原発社会が実現しますように。委員長・野中 宏樹(鳥栖教会牧師)

2021年08月29日