7/28 詩編137編 「バビロンの流れのほとり」

 この詩は特定の時と場所を示します。バビロン連合軍エドム人の前に陥落した時のエルサレム。そして捕囚された人々がバビロン居住区で生活する時のこと。捕囚の地で嘲りを受け「琴があるなら歌を歌え」と命令されたのは、かつての神殿音楽家。でも、この時、どうして讃美歌を歌うことができましょうか。無理やりに賛美を歌わなければならないなら、琴を奏でる手は萎え、その口は上顎にはり付く方がマシだと語ります。讃美できない時があり、悔しさや悲しみを異教の地で数えるしかない日々。その民の叫びは、今も「難民・棄民」とされる人々の叫びとして世界で響いています。最後の節は悲しすぎますが、イスラエルの民が受けた(体験した)暴力の反映です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟全国壮年会連合。日本バプテスト連盟に加盟する教会・伝道所の壮年会が加盟しています。主な働きは神学校に学ぶ学生の奨学金支援とその事務です。年に一度は総会・大会が行われます。祈りの課題は以下です。①コロナ下でも全国壮年の活動が豊かにされて。②全国壮年大会(福岡)に主の導きと祝福を祈って。会長・山田 誠一(大井教会員)

2021年07月26日