7/4 ヤコブ書1章19-27節 「『怒りの種』を溜めないで」

 「聞くのに早く」、それは「背景を早く理解する」こと。ある人の言葉を聞いて、何故この人はこのような言葉を吐くのか、その背後を理解することです。「話すのに遅く」、それは、すぐに表面的に捕らえて言葉を返すこと。それでは言葉が響き合いませんし、相手は「理解されてもらえなかった」と感じるでしょう。「怒るのに遅く」、すぐに怒る時。タイミングもありましょうし、心がすでに荒れているので何でも「怒り」と結びつきます。「怒る」前に、人の心を理解し、何が今大事な言葉なのか、より相手の心を理解するためにどのような言葉が必要なのかと探し、言葉にすることが大事なのです。自分の心に「怒りの種」を溜めるのでなく、主の言葉、「愛の種」を満たしましょう。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト東京第一教会。世田谷区瀬田2-11-11にあります。米国では多くの町に「ファースト・バプテストチャーチ」というのがあり、それにならった命名ですね。岡村直子牧師はシンガポール日本語教会牧師(宣教師)を経て、宝塚教会時代は同じ神戸地区で親しくさせていただきましたし、神学校では少し下の学年に入ってきた方です。また、この教会を母体とする「こひつじ幼稚園」があります。バプテスト保育連盟で「こひつじ幼稚園」の先生方とも接する機会がありましたがどても元気でわくわくするような保育を実践されていました。祈りの課題は以下です。①教会とこひつじ幼稚園の協働。②療養中の方々のいやしと復帰。③求道中の方々の信仰告白と受浸。牧師・高見龍介、岡村直子、伝道主事・山本弘夫

2021年07月02日