6/14 Ⅰヨハネ2章28~3章10節 「注意して受けとるべき箇所」
「罪を犯さないように」、「罪を犯す者は悪魔に属します」、「罪を犯すことは法を犯す」と記されます。この辺りは信仰というより、道徳的な一般論に「悪いことしたら神様から罰を受ける」ような「脅し」を加えており、良くないメッセージの伝え方になっています。まず4節の「法」は大変に広い倫理です。人間の作った「法律」ではありません。なぜならその「法律」自体が神の御心に反する場合があるから。また「罪を犯す」人を「悪魔の子」と単純に呼ぶことは危険です。そのような単純な区分が差別を生み、教会が自己都合で裁き、過ちを犯すのです。「福音」の輝きがメッキのチープな輝きになっている感があります。この箇所で目を向けるとすれば「今すでに神の子とされている」認識が歩みを整えるということ。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 藤沢バプテスト教会。神奈川県藤沢市本鷺沼5-10-29にあります。この教会の坂元幸子先生、以前、ご一緒に小羊会キャンプのご奉仕をさせていただいた時には、どちらも「さかもと」なので、坂元牧師は「元祖」、私は「本家」にしましょうなど、みんなで話したことは楽しい思い出。坂元幸子牧師は米国でキリスト教教育学を学んだ方でもあります。そのようなこともあり、現在、「東京バプテスト神学校」の校長をなさっています。祈りの課題は以下です。①入学進学する子どもたち、若者たちのために。②高齢者、独居者、ホーム在住者のために。③藤沢教会の未来とビジョンのために。 牧師・坂元 幸子