6/13 1ヨハネ2章1-17節 「主イエスが歩まれたように」

 聖書といえ、「手紙」は記者と相手との関係、具体的な状況があり、ゆえに記者が問題にしていたことを推測する必要があります。4節で「神を知っている」という人が、ふさわしい行動をせず、他の人々に混乱や影響を与えていることを指摘しています。7節以降でまず「愛する者たち」との呼び掛けはどんな怒りがあっても、思い直して、神が愛しておられる方々と心静かに筆を進めたのです。そして「新しい掟」、古くて新しい掟とあります。それはヨハネ福音書13章34節の主の言葉。旧約にある点では「古い」、しかし、主イエスの生涯を通して、新たな標準が示されました。愛し合うのは、まず主が私共を愛されたこと。キリストを知るまで真実の愛を知らなかったのです。

さて、今日は「花の日礼拝」です。「花の日」について…

◆毎年6月第2日曜日は「花の日」礼拝として守っています。◆「花の日」は今から165年前の1856年、米国マサチューセッツ州チェルシィ市にある教会のレオナルド牧師の提案が起源とされます。 ◆その教会で6月のある日曜日に子どもたちや少年少女(ユース)のために特別なプログラムをつくり、子ども中心の集会を行ったのです。それが拡がり、1866年にはアメリカのメソジスト教会年度総会において、6月第2日曜日を「子どもの日」として 少年少女たちの宗教教育を強調する日として教会行事に加えることが決議されました。◆同時に、6月は「ジューン ブライダル」のように多くの花の咲く季節であることから、信徒が各々花を持ち寄って教会堂を飾り、礼拝後、その花を子どもたちに持たせて病院を訪問させ、病人を見舞い、警察署や社会施設を慰問したそうです。◆これらのことを通して、子どもたちに社会の繋がりや病院や施設にいる方がたのことを知り、学び、奉仕と感謝を学ばせるものとして行われたのです。その後、「花の日」と呼ばれ、キリスト教プロテスタントの日本宣教と共に日本に持ち込まれました。◆私も小学生の頃、この日にお花を持っていったのですが、覚えているのは踏切の遮断機をおろす人の所に行ったことです。◆ただ日本で6月といえば昔、「お花」は「アジサイ」ばかりになりますし、雨が多いので5月頃に行うところもあります。◆ ある教会では風船に花の種、そして手紙と御言葉のカードを添えて空に放ち、それを拾った方から手紙が返ってきたり、電話があったそうです。面白い試みであると感じました(ただし環境の面で問題)。◆「花の日」は(他の行事と同様)律法的に考えるのではなく、中心は、教会が子どもたちに 聖書の精神(=信仰)を伝えることです。◆所沢教会が「子どもたちを育てる教会」としてイエス様のお言葉を学び、伝える働きができるように覚えてお祈りください。今年は従来の形ではできませんが、来年の構想も練っていきましょう。(献)

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 湘南台バプテスト教会。神奈川県藤沢市湘南台1-11-8にあります。ここもまだ行ったことがありません。祈りの課題は以下です。隣接地取得と新会堂のビジョン。②次世代が育つように。③新来者・求道者が与えられるように。牧師・坂元 俊郎

2021年06月12日