3/31「つまずく時」マタイ福音書26章1-35節
「最後の晩餐」の席上、主イエスは弟子たちに「皆、わたしにつまずく」と語り、弟子たちは「つまずきません」と口々に言います。つまずくとは物事の中途で、思わぬ障害につき当たって失敗することです。弟子たちはイエスご自身、何度も自分は殺されると話すのを聞いていましたが、それを受け止めていませんでした。そして、実際にイエスが逮捕される時に逃げ、つまずいたのです。私どもも(信仰でも)つまずくことがあります。誰もつまずきたいとは思ってはいないのに(他方で、自分の存在の表現としてわざとつまずくこともあり)。それは自分の現実が自分の予測と異なる時に起こります。その時、信仰は自己中心的です。そうではなく、神の目から自分を見つめなおすことです。そのようなあなたを主は支え給う。
<日本バプテスト連盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「引退教役者の方々を覚えて」。時田光彦氏(千葉県在住)、冨田敬二氏(東京都在住)。