5/28 使徒言行録28章11-30節 「引き継がれる使徒言行録」
「使徒言行録」の末尾。ローマでの2年間、何の妨げもなく福音を語り続けたことで終わります。しかし、著者であるルカも献呈の相手のテオフィロも、パウロがローマで殉教した(殺された)ことを知っています。どうしてパウロの死を書かなかったのか。なぜなら使徒言行録はパウロの死によって閉じられるのではありません。聖霊は、二千年前も今も確かに働いています。ルカは単なる歴史を著述するのではなく、ルカは「聖霊の働き」を書いています。そして聖霊はあなたや私のような人々の中に、そして世界中の教会を通して具体的な形をとり、今もなお働きが継続されているのです。その「神の歴史」の中へあなたは招かれ、死で閉ざされない福音を生きていくのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「回転資金委員会」。宗教法人は広い土地があっても、改築等のために銀行からお金を借りるのはなかなか難しいのです。銀行の側から言えば、貸付金返済が滞っても土地等を差し押さえできないから、と聞いたことがあります。そのような事情があってか、日本バプテスト連盟では「回転資金」が大変整っておりますし、そのように道を開いた先達を心から感謝しています。この「回転資金」の運営をしているのが「回転資金委員会」です。祈りの課題は以下です。①回転資金活用の願いに寄り添えるように。②教会施設を必要とする群れに、協力伝道の共助が届くように。 委員長・F・Sさん(浦和教会員)