5/11 使徒言行録13章13-52節 「新たな革袋を用意せよ」
アンティオキアでのパウロの伝道。パウロの異邦(海外)伝道はまず、各地のユダヤ人会堂を足掛かりとしました。最初の対象がユダヤ人なので、旧約聖書の歴史から主イエスの死と復活、救いへと話をします。パウロが語る「福音」に多くの人々が感銘を受け、噂が広まり、ユダヤ系でない人々も多く集まります。しかし一方で新たな福音に対し、古い律法に生きる人々は、心を開かず、恐れや不安、妬み、過去への執着から、パウロ達を「口汚くののしり」反対し、迫害し、追い出すのです。新たな時代、変化に対して心開かない人々の存在は常にあります。「それまでの考えやシステムが人間の尊厳や自由を奪ってきた」ならば、そのことを見つめ、自らを改めるべきなのです。なお、地名がでてきた時、聖書の巻末に地図が載っていますのでそれを見たら「なるほど」と思います。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 平針キリスト教会。名古屋市天白区向が丘1-617にあります。この教会の牧師は以前は関西の教会で歩まれ、現在はこの教会です。日本バプテスト連盟関係のいろいろな集会によく参加されておられる姿が印象的でした。祈りの課題は以下です。①キリストの体としての歩みのために。②礼拝両輪(来会・自宅)のために。③地域に根ざした福音宣教のために。牧師・谷綛 安雄