4/25 マタイ福音書18章15-20節 「人と共に教会を立てるために」
信仰とは個人の選び取りであり、内心を誰にも強制されてはいけません。しかし、同時に信仰の歩みには他者が必要です。自分一人の教会はなく、主の交わりと共なる仲間があって教会は教会とされます。ここでは教会や社会でのトラブルに対する処方箋がありますが、「聞き入れない時」のことは他の主の言葉を参照に注意して読むべきです。十八節の「つなぐ」とは「赦すこと、和解すること」であり、「解く」とは「赦さないで関係を切ること」となります。しかし、「切ること」についてはそれが天(=神)とつながっているゆえに簡単勝手ではなく、深く御心に立たなければ、教会がかつて「裁く機能」を有し、「裁き」の中で過ちを犯した歴史を繰り返す危険があります。たとえ二人でも三人でも主を中心とした交わりなのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト京都教会。京都市上京区荒神口通川原町東入亀屋町122-1にあります。川沿いにある教会で、京都にある「日本バプテスト病院」とも深いつながりを目指す教会です。付近にはたくさんの観光スポットがありますので、コロナ終息後に京都教会での礼拝参加を含めた京都ツアーを考えてみてください。祈りの課題は以下です。①み言葉を生きる教会として。②教会の新しいあり方を覚えて。③バプテスト関連施設を覚えて。牧師・李 海勲