4/15 詩編96編 「新しい歌を歌おう」
読むたびに励まされる詩です。「新しい歌」とは新しく作詞作曲された歌ではなく「主によって新たに生きる愛と恵みを見出した魂の歌」であり、古い歌でも構いません。その歌は、自らの心だけではなく、自分以外の人々に向かって神の救いを証し、伝えるのです。さらにその喜びは海や森に生きる動植物にも拡がる、つまり、動植物は人間との運命共同体でありますから。末にある「主は世界(=世界を管理委託されている人間)を裁くために来られる」。「裁く」といえば私どもはすぐに「自分の悪しきことが裁かれる」と考え、否定的な思いになりますが「裁き」は正悪をきちんと定めることであり、「裁き」によって救われることもあるし、何より主の裁きは「赦し」であると覚えたいのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 平野バプテスト教会。大阪市平野区平野東4-4-13にあります。この教会は現釧路教会の奥村牧師の時に、会堂が建てられました。各階が12~14畳くらいの狭いところに二階か三階ありました。「ペンシル教会」ともいわれていました。大阪の下町で大阪らしいあったかさがある地域です。高田牧師が就任しております。きっとよく地域に溶け込んでおられると想像しています。祈りの課題は以下です。①教会堂が与えられるように。②キリストの体としての教会形成。③差別分断を自らの課題として宣教を。牧師:高田 進