3/31 マタイ福音書27章3-10節 「我が心にもいるユダ」
ユダを語るにはここでは余りにもスペースがないのですが…。ユダはイエスの居場所を反対勢力に伝えました。金目当てではなく、イエスに対する挑戦、テストでした。その心は主イエスは改革のため必ず蜂起してほしいとの願い、つまり自分の願う主イエスとして歩ませようとしたのです。でも何事も起こらず、イエスは静かに逮捕されます。イエスを売り渡すとは、イエスを自分の思いのままに動かそうとすることであり、その心は常に私共も持っております。「こんなに祈ったのに」「こんなに仕えたのに」自分の願いと違う事態になれば「神など要らぬ」と思うのです。ユダは自らを裁かなくてよかったと思います。ユダも他の弟子も我らも何も変わりませんし、その我らのために主は執り成し、祈ってくださいます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟引退教役者の方々を覚えて。荒瀬 謙二氏(福岡県在住)、安東 巌氏(静岡県在住)。