3/9 マタイ福音書13章34-35節 「『たとえ』で語る意味」
13章は主イエスの多くの「たとえ話」が続く中で注解的に入っている箇所。括弧内の言葉は旧約聖書ギリシャ語訳(七十人訳)なのでへブル語原本から訳した新共同訳詩編72編2節と印象が違います。しかし「箴言」にも多くのたとえがありますのでなるほどと思います。なぜ「たとえ」で語るのか。つまり、天の国(=天国=神の国=神の愛と恵みが支配する世界)は、人に見えないので、この世の有様を用い説明するのです。例えば、「象」を知らない人に説明する時、相手が知る情報から説明せざるを得ません。特徴的なのは「天の国」は私共が知っていること、通常の理解と違う展開をしますし、そこに福音の鍵、凄さがあります。今日はM・AさんとT・Cさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 丸亀城東町キリスト教会。香川県丸亀市城東町3-11-21にあります。この教会は一度訪れたことがあります。丸亀駅から歩いて行った気がします。駅の近くには現代の作家による美術館もあって、「行きたいな」と思いつつ時間がなく、教会に急ぎました。そしてこの教会の牧師はまた面白いです。かつては家具職人であり、ウッドベースを演奏したりもします。ぜひ、行ってみてください。教会っていうのは、いろんなユニークな人もたくさんいて楽しいですよ。祈りの課題は以下です。①互いの思いを聴き合うこと。②自分の思いを大切にすること。③自分のことばで語り合うこと。牧師・山浦 良治