3/5 マタイ福音書24章32-51節 「命を守れ、終りの日まで」

 昨日に続く主イエスの再臨(再び主イエスが来られる日=終末)の話。福音書記者が「読者よ悟れ」と付加した「憎むべき破壊者が聖なる場所に立つ」とは紀元70年のローマ軍による神殿蹂躙を指しての記者の警告ですが、それは決定的な終末ではありません。主はキリスト者等に対し(しかし同時にすべての人に対して)、迫害や危険や困難が襲っても逃げて救われるように教えています。そして「偽メシア」、それは「この国や世界を救う」と言いつつ、自己利益しか考えない宗教者や政治家を指します。でもどんな苦しみと困難も終わりの時が必ずやってきます。天体異変の話は旧約の引用です。そして主が来り給う日、救いのラッパが鳴り、真実の愛と喜びの日の到来するのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 今治バプテスト教会。愛媛県今治市中日吉町2-7-21にあります。この教会ではご夫妻で牧師に就任されています。神学部時代からよく存じ上げております。はや30年以上、今治教会の牧師をされています。謙一牧師はギターが上手、歌も上手でよく一緒に演奏したこともありました。朋恵先生は山口県の有名な(?)女学校出身で実は油絵等も書き、愛媛県内の展覧会にも出されているようです。大昔、今治教会をお訪ねさせていただき、瀬戸内海のすばらしい「鯛」をご馳走になりました。いつかまた行きたいです。祈りの課題は以下です。①コロナウイルス感染拡大の収束。②イエスに従う歩みへの導きと助け。③地域の子どもと人々の守りと祝福。牧師・今井謙一、今井朋恵

2021年03月04日