3/4 マタイ福音書24章1-14節 「終末を覚える日々こそ」

 神殿の崩壊の予告と終末について語る主イエスの言葉。ここを読めば、もしかしたら今が終末の時!」と感じる人は二千年の歴史の中に常にいました。決して今が特別な時ではなく、「偽メシア、戦争、飢饉や地震、憎み合う世界、不安、愛が冷える時」はどの時代もそうでした。「いつ終末が来るのか」を人は決して知り得ません。しかしこのような時代を過ごしながら、そして、このような時代だからこそ、主の言葉を求め、全世界に伝え(14節)、主の導きを求めつつ祈ることが「耐え忍ぶ」生き方であり、「終末時」を生きる道なのです。このことをもっと自分に近づけて考えてみると、人は地上の命の終わりがあります。その時がいつかは誰も知り得ません。でも生かされている今日この日を神の恵みの日と覚え、祈り、福音を伝える日としたいのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 松山バプテスト教会。愛媛県松山市此花町7-13にあります。この教会にはまだ行ったことがないのですが、この教会も「八幡浜教会」で紹介した女性宣教師ワトキンスによって始められた集会から教会となりました。ワトキンス宣教師の働きは本当に驚くべき、そして感謝なものでした。故郷を遠く離れた日本で、日本語を学び、まさに村々町々を歩きつつ伝道されたのです。祈りの課題は以下です。①福音の種を蒔き続けよう。牧師・川上 敏夫

2021年02月28日