2/19 マタイ福音書10章34-39節 「あなたが背負う十字架」

 この箇所は実は余り扱いたくない、難しいところです。まず「剣」の話。分裂させるために来たとの言葉は主の言葉や行為と矛盾します。ただこれは、福音の持つ価値観と世の価値観があからさまになるということです。経済や武力を誇る世界と福音は結ばれないことを覚えたいものです。また、家族との関係についても、主イエスは結婚式を祝福し、親の愛に深く共鳴しています。この言葉も矛盾します。ここはミカ書7章6節が引用されているので必ず参照してください。ミカ書7章7節とのつながりが六節になります。そして、この部分は「弟子の派遣」に関わることとして、福音宣教者の苦悩と考えられます。「十字架を負って」、この十字架とは何か、それは迫害、犠牲、救い、使命など考えられます。あなたはどう考えるでしょうか。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 門司港キリスト教会。福岡県北九州市門司区清滝4-2-5にあります。門司港は関門海峡と接して本州が良く見えます。門司と下関の間は人が歩けるトンネル、車のトンネル、橋などで結ばれています。今、門司港はレトロな町として人気のあるスポットになりました。お向かいの下関にも水族館や新鮮な魚の市場などがあります。祈りの課題は以下です。①与えられ、それぞれ異なった賜物をもって、主に仕える教会に。代表役員代務者・石橋 貞男

2021年02月15日