2/11 イザヤ書61章1-11節 「嘆く人々は慰められる日」

 イザヤ書は40~55章を「第二イザヤ」、56~66章を「第三イザヤ」と分け、捕囚期後半の預言とされるのが現代、普通になりました。。今日の箇所はルカ4章で主イエスが故郷ナザレの会堂で手渡された預言書の中で選び、宣教した箇所です。それはまさに「油注がれ(た者)=キリスト」であり、自らをメシア=キリスト=約束された救い主、旧約聖書の実現と語ります。しかし、主は一文を削除しました。それが2節の「神が報復される日を告知して」という言葉。会堂にいた人々は「我らを苦しめる奴らに神が報復し、ぶっ潰す」と期待した言葉がなかったのです。その後、怒った人々はイエスを崖から突き落とそうとします。さて、今日を私共は「信教の自由を守る日」と呼びます。皇国思想が引き起した誤った歴史を繰り返さないように。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 若松バプテスト教会。福岡県北九州市若松区栄盛川町9-1にあります。1889年の創立で、日本バプテスト連盟に加盟する中でも一番古いくらいの歴史を持つ教会です。それだけ多くの物語を持つ教会で、かつて北九州市の市長だった吉田けいたろう(すいません、字を忘れました)が牧師でありました。また、「神愛幼稚園」の母体でもあります。この幼稚園の敷地はものすごく広く、こんなすばらしい環境で育つ子どもさんは幸せだなぁと思いました。現在の永町牧師は、2年位前まで大宮教会の牧師であったので、親しくさせていただきました。礼拝堂も大きいのですが、どうぞ多くの人々が集う教会となりますように。祈りの課題は以下です。①礼拝・祈り会・教会学校の充実。②伝道が導かれますように。③神愛幼稚園の活動の祝福。牧師・永町 友恵

2021年02月07日