2/2 申命記10章12-22節 「日々心に刻みたい言葉」

 「申命記」はいつも語るようにモーセの遺言です。12節は朝ごとの心に刻みたい言葉。「畏れ」とは、「真に尊い、力あるものと認め、その前で礼儀を失わず、心確かにし尊敬し、その方に自らが従っていこうとする態度」です。「信仰」と言い換えても良いですね。「心の包皮」、「包皮」はユダヤで産まれた男子の「おちんちん」の皮の先端を切り取ること(清潔にして衛生を守る作用もある)ですが、見かけではなく、心から主に従っていきなさいとの意味です。17節以下は高い倫理観に立ち、国や政治の在り方を教えます。特に社会的弱者である孤児、寡婦、寄留の外国人等に対する教えは今なお求めるべきことです。今の日本政治は弱者に厳しいという愛なき世界です。豊かさを愛の実践として分かち合うべき。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 直方バプテスト・キリスト教会。「直方」はちょくほうではなく、「のおがた」と読みます。福岡県直方市頓野3895-6にあります。数年前に新しい教会堂が建てられています。この教会の田中牧師とは35年程前から知っており、一緒にコンサートをしたこともあります。歌が上手(ご夫妻とも大学聖歌隊に所属されていた)な方です。その後もいろいろな研修会での奉仕など共にさせていただきました。祈りの課題は以下です。①地域の拠り所となる教会。②沖縄や被災地に寄り添う。③牧師と共に福音を喜び伝える。牧師・田中伊策

2021年02月01日