1/15 ホセア書6章1-6節 「繁栄がもたらせたもの」
ホセアは北王国滅亡の少し前、前723年頃から北王国で活動した預言者であり、旧約預言文書中、北王国の預言者による自国民への唯一の現存する文書です。この6章の最初の呼び掛けは印象的です。三日目には立ち上がらせてくださるとの言葉にはキリストの姿も見えます。北王国が滅亡へと進む時代、貿易、経済、文化が復興し、急速に繁栄がもたらされます。それは上流階級の形成を伴い、貧富の差が生じ、裕福層による抑圧、搾取が社会的隔たりを大きくしました。偶像礼拝が広がり、人々の信仰や道徳が悪化しました。「発展」という言葉は単純な良い言葉ではありません。その時代に「神の愛」が広がり、神を真に知る道を願ったホセア。現代にもつながる事柄です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 博多キリスト教会。福岡市博多区青木1-10-28にあります。この教会は福岡空港近くの少し山を登ったところにあり、飛行機で福岡空港を離着陸する時に、美しい会堂が見えることがあります。祈りの課題は以下です。①コロナ禍にあって、精神的、物質的、霊的に苦しんでいる方々の回復のために。牧師・佐味
健志、協力牧師・川内研二