1/13 マタイ福音書5章21-26節 「貧しい心でしかない我ら」
殺人者は刑法により裁きを受けますが、主イエスは「腹を立て」ること、そこから「ばか」「愚か者」と言うことも裁きを受けると語ります。それではやってられないよ、と言いたくなりますが、主イエスは人の罪の根源を照らし、人間が持つ心の醜さ、貧しさを知ってほしいと願っています。もちろん、「ばか」と言う時の言い方や心の状況があり、「言葉じり」の問題ではありません。「あなたってほんとうにおばかさん」と言われる時に悪意はないでしょう。でも「ばか」と人格を否定されていく時に、その痛みはその人自身が生きていけない辛さになるのです。刃物で人を刺さなくても、言葉が人を殺す現実を知っています。人と共に歩み、人を大事にしたいし、私どももそう扱われたいですよね。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト福岡基督教会。福岡市中央区荒戸2-5-16にあります。1892年10月に開始された大変歴史ある教会です。また敷地内には学校法人汀幼稚園があります。この福岡教会に廣島牧師が在任の頃、よくお訪ねいたしました。教会の入り口にイングリッシュガーデンのような雰囲気をかもしておりましたが今はどうでしょう。この教会はある寺?の参道にあり、お正月や花見の頃はたくさんの人が教会を横に見ながら参道を登っていってました。祈りの課題は以下です。①コロナ危機の中、他者と共に生きる教会であるように。②7月豪雨災害で被災された方々のために、支援活動のために。牧師・小川 宏嗣