1/4 申命記8章1-10節 「主の御手に支えられて」

 「書初め」は遺言を書くのだと聞いたことがあります。申命記はモーセの遺言。指導者として歩んできた体験から改めて語ります。時にその言葉は父親が遺す言葉のような響きがあります。私どもは時に「自分だけこんな苦労や厳しさが与えられた」と思いますが、親も先達も同じように苦しみつつ歩んだのです。民と共に歩んだモーセも苦しみや飢えも共に味わった40年でした。「大変な歩みだったね、でもね」とモーセは語ります。「40年着るものも、食べ物も、最終的に守られてきた、神は時に試練をお与えになるが、でも、神はあなたを守り育てた」と。日々の歩みの中で不満ややりきれない思いが一杯になります。でも、もう一歩踏み込んで主の下さった恵みを数えたいのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 伊都キリスト教会。福岡市西区今宿東1丁目30-68にあります。多分、電車から会堂がよく見えたと思います。昔は教会の周りは畑ばっかりでしたが、今は九州大学の移転などもあり、都市化しているのではないかと想像します。祈りの課題は以下です。①コロナ早期終息と礼拝の完全回復。②各被災地の方々の霊的癒しと復興。③牧師招聘と地域への福音伝道。協力牧師・早川 寛

2021年01月02日