12/28 マタイ福音書3章1-12節 「洗礼者ヨハネの呼びかけ」

 洗礼者ヨハネは祭司ザカリアと妻エリサベトの子。高齢だった夫婦に与えられた子で、主イエスに先立ち、道を整える役割です。ヨハネは成人して「悔い改めのバプテスマ」を伝えます。当時のユダヤ人は幼い頃から宗教教育も受けていますが、だからと言って皆が熱心な信仰者ではありません。神のことを忘れ、信仰から遠ざかる人も多いわけで、そのような人々に再び信仰を持つ働きかけをし、新生のしるしとしてヨルダン川でバプテスマを授けました。「蝮(まむし)の子らよ」との「蝮」は創世記3章でエバに「善悪を知る木の実」を食べるように仕向けた蛇のこと。信仰はバプテスマを受けたことだけでなく、日々求め続けるものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「ホームレス支援委員会」。連盟理事会のもとに置かれている特別委員会の一つです。祈りの課題は以下です。①コロナ禍にあって困窮の中におられる方の生活が守られるように。②諸教会が困窮・孤立者の「隣人」となれるように。委員長・麦野 達一(福岡西部教会牧師)

2020年12月26日